「・・・・。」 周りの霧と魔素が薄くなる感覚に かすかに眉をひそめる。 なんとなく、内側の存在から力を引っ張りだすのも無理そうな気がする。 妹の好きそうなオカルティックになってきたな、 と小さく呟く。
>ALL 「俺が知っているのは、赤い傘の話だけだな。 開くと傘の天井から、ぽたり。ぽたりと…赤い雫が落ちてくるらしい。 で、その後、背後から声をかけられるらしいんだが・・・ そっから先はわからん。」 まぁ、怪談話だよな、と平然としながら報告。
「まぁ、7不思議、には明らかに数足りねぇし。 手伝いをしつつ、さらに噂とかを集めることになりそうだな。 俺は…。頼み事を片付けて情報集めるか…。 猫の捕獲と、探しものの手伝い、どっちかに行くのがいいかね。 感覚的な要素は俺がカバーできるから、 根気のあるやつ(精神の高い人)と含めて2〜3人、 一緒に行ってくれると一気に片付けられそうだ。 メンツが集まりそうになければ、メインエントランスで赤い傘でも探してみるか。」
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